令和8年5月
岩倉市市民活動支援センター 

令和7年度は233団体に利用状況アンケートをお願いし114団体から回答がありまして、回答率は49%でした。ご協力ありがとうございました。アンケート結果の統計値から皆さんの状態や傾向を読み取りました。

1. 公益的活動としての地域課題への取り組みについて

問1 岩倉市内のどのような地域課題の解決に取り組まれていますか?(複数回答可) 

地域課題への取り組み

令和7年度

令和6年度

131

100%

164

100%

行政区・地域団体の運営

41

31%

41

25%

社会支援(福祉、教育、保健)

27

21%

30

18%

まちづくり・経済活動の活性化

22

17%

29

18%

ボランティア活動支援

15

11%

26

16%

伝統行事の保存

12

9%

19

12%

その他(個別知識に関する活動など)

14

11%

13

8%

取り組んでいない

0

0%

6

4%

114の団体から131件の取り組みについて回答をいただきました。これらの取り組み分野の分布は昨年度と同様の傾向でした。なお「その他」に含めた活動内容は地域課題への取り組みというより専門知識の追求、文化的活動、人権・平和活動などの普遍的な価値に関連する活動でした。

問2 令和5年度に実施された「岩倉市市民意向調査報告書」でのNPO・市民活動団体・地域コミュニティ活動への支援の重要度・満足度は低いようです。このような結果を見ての感想で近いものを選んでください。

問2、問3とも質問が込み入っていて難解だったようですが、岩倉市の支援の重要度が低いことの印象は「意外」と「納得」が同じレベルです。

市民の評価として重要度が低いことは意外である。

49

43%

市民の評価として重要度が低いことは納得できる。

47

41%

施策の重要度に関する市民の評価について関心がない

11

10%

無回答や質問の意味がわからないという意見など

7

6%

合計

114

100%

 

 

 

 

 

 

問3 前記の問2に関連して、NPO・市民活動団体の支援や地域コミュニティ活動へ岩倉市の支援施策の満足度は平均以下でした。この結果を見ての感想で近いものを選んでください。 

岩倉市の市民活動支援に満足している。

47

41%

岩倉市の市民活動支援には不満がある。

30

26%

岩倉市の市民活動支援について関心がない

21

18%

市民活動に関するコメント

5

4%

無回答や質問と無関係なコメント

11

10%

合計

114

100%

 

 

 

 

 

 


岩倉市の市民活動への支援は41%が満足していますが、「不満がある」「関心がない」の合計は44%ですので、支援施策は、十分には届いていないかもしれません。

問4 地域団体・NPO・市民活動団体が防災活動に参加するための施策をお尋ねしました(複数選択可)

岩倉市の防災計画等に市民活動団体の役割や期待を示し広報する。

47

32%

自主防災会の地域合同防災訓練等にNPO・市民活動団体も参加する。 

33

22%

日頃の市民活動との協働関係が防災事案発生時にも役立つ事例を広報する。 

42

28%

NPOや市民活動団体と防災協力協定を締結する。

18

12%

無回答や質問と無関係の意見など

8

5%

回答数

148

100%

岩倉市の防災計画での市民活動団体の役割を位置づけることや市民協働が防災に役立つ事例などの情報発信が期待されています。

2. 市民活動団体の構成員状況について

問5 団体・行政区の会員・構成員について昨年度と比べて変化はありましたか?

会員構成の変化はない。

55

48%

会員数増減はないが出入りや世代交代等があった。

11

10%

会員数が増加した。  

23

20%

会員数が減少した。 

23

20%

その他 (新設の団体で比較不可、外国人が半数・・・)

2

2%

団体数

114

100%

 

 

 

 

 

 

 

約8割の団体で、安定的な会員構成を維持しているようです。

問6 会員を増やすためにどのような活動をしていますか?(複数選択可)

個別勧誘を実施。上部組織やリーダによる勧誘

46

28%

会員募集チラシを制作・配布

33

20%

会員募集イベントを実施 

14

9%

岩倉市広報を活用

13

8%

ホームページやSNSを活用

12

7%

対策の成功事例を取り入れたい

6

4%

対策活動をしていない。

34

21%

回答なし

4

2%

回答数

162

100%

 

会員数増のための活動はいろいろ取り組まれているようですが、2割の団体では会員増対策活動をしていない状況もあります。

 

 

 

 

 

 

 

3.市民プラザ・市民活動支援センターの利用状況について

問7 市民プラザ利用のネット予約(まちかぎリモート)について使用した感想を伺います。(複数選択可)

便利になった。

43

38%

キャッシュレス決済をもっと使いたい。

3

3%

窓口申請のほうがよい。

15

13%

以前のネットシステムの方が圧倒的に便利だった 

3

3%

その他(コンビニ支払い、個別メールアドレス他)

3

3%

記入なし、使ったことがない、わからない 

47

41%

団体数

114

100%

 

 

 

 

 

 

 

 

4割の団体で施設の利用がありませんが、利用されている範囲では、約7割(46/67)の団体でネット予約が受入れられています。

問8 市民プラザの利用でメリットや使い易さを感じることを選んでください。(複数選択可)

作業室利用(印刷・コピー、パソコン、紙折り機、ページセッター、冊子作り、名刺作成)

69

19%

ホール・部屋の利用料金が減免になる。

63

17%

印刷機器類使用に際して、助言や支援を受けられる。

49

13%

ビデオカメラ、プロジェクター、音響機器等の無料貸し出しが受けられる。

40

11%

大判印刷機利用(ポスター類・横断幕作成)

36

10%

機器類の貸出・利用に際して助言や支援を受けられる。

31

9%

ホール・会議室での音響・照明設備使用に際して配置、接続、調整等の支援を受けられる。

28

8%

パソコン作業(アプリ操作、システム運用、ネットワーク接続、リモート会議)

27

7%

その他(未使用等)

20

6%

回答数

363

100%

一番人気は作業室利用で、作業支援についても評価していただています。また、ホール・会議室利用、機材の貸出についても、料金減免だけでなく機器調整などの支援にも一定の評価をいただいています。

 

問9 支援センターのイベントやサービスで参加・利用したものはありますか?(複数選択可)

交流会、講座・研修会、講演会等のイベント企画・開催 

51

31%

訪問・慰問先紹介 

5

3%

情報発信(ホームページ、SNS、メール便、チラシ設置・配布、各所ポスター掲示)  

47

29%

市民活動に関わる各種相談(組織運営、ボランティア教育等) 

11

7%

各種届出・助成金申請サポート 

9

6%

「まちづくりネットワーク」によるボランティア募集や応募 

5

3%

その他、無記入 

34

21%

回答数

162

100%

市民活動支援センターでは、市民プラザの施設等を活用して、交流会、講演会等を開催しています。また、各団体活動支援としてボランティア訪問先紹介、各種ボランティア情報等の情報発信も実施しています。

4. 市民活動における協働状況について

問10 活動を実施するうえで、他の団体の協力を得たいことがありますか?
問11 他の市民活動団体、行政、行政区、企業等と協働をしていますか?

問11 回答団体数=

114

100%

実践中

32

28%

協働は実践していないが、関心がある

37

32%

協働に関心がない等

45

39%

問10 回答団体数=

114

100%

常日頃から協力を得ている

17

15%

時々ある

33

29%

あった (今はない)

11

10%

ない

52

46%

その他

1

1%

 

 

 

 

 

 

 

団体間の協力経験や期待を質問すると、64%の団体が肯定的でした。
協働としての実践や関心としても61%が肯定的でした。

問12 「協働実践中」と回答された方に協働の目的や相手、頻度を記入してください。

32団体の協働内容の特徴を分類し集計しました。市民協働はいろいろなボランティア活動において行政、福祉団体、市民活動団体間での情報共有を目的に実施されているようです。

団体の特徴

協働の目的

協働相手

協働頻度

%

NPO

2

まちづくり活動

5

市役所部局

16

定常的(通年)

19

59

行政区

3

地域活動

5

社会福祉協議会

6

イベント時

13

41

地域団体

2

伝統行事

1

市民活動団体

11

 

 

 

伝統行事保存

1

社会支援

1

学校

1

 

 

 

ボランティア

24

情報共有

20

神社仏閣

1

 

 

 

 

 

 

 

企業

3

 

 

 

合計

32

合計

32

合計

38

合計

32

 

また、令和6年度の協働実績は47件でしたので回答数が減少していますが、ボランティア団体は協働相手と情報共有を通じて定常的に協働している傾向が見られます。

令和6年度 協働活動の頻度

47

%

イベント

17

36

定期イベント

18

38

施設訪問イベント

2

4

定常的

10

21

 

 

 

 

 

 

問13 上記(問11)で「2.協働に関心がある」と回答された理由は何ですか?(複数選択択可)

37団体の方の回答で50個が選択されました。自分たちの団体活動をアピールすることや活動成果向上への追及だけでなく、他者の活動の認知も選択されていますので、日常的な交流への期待があるのかもしれません。

協働に関心がある理由

50

%

自活動のアピール

21

42

他者活動の認知

8

16

活動成果向上

16

32

資金等確保可能性の期待

5

10

 

 

 

 

 

 

問14 上記(問11)で「3.協働に関心がない」と回答された理由は何ですか?

岩倉市は市民協働に期待していますが、登録団体の中にも「市民協働への無関心」との回答が一定数あります。所属団体の活動内容等で協働が不要との回答だけでなく、「一般的に協働の必要性を感じない」も12件ありました。

協働に関心がない」と回答された理由

45

%

一般的に協働の必要性を感じない。

12

27

自分の所属する団体では協働は不要。

18

40

協働は煩わしい。

5

11

その他(無回答含)

10

22

 

 

 

 

 

 

5. まちづくりネットワークについて

まちづくりネットワークは、市民活動支援センターのボランティア紹介サービスです。「ボランティアのお願い」情報は、支援センターのホームページや月刊情報誌「かわらばん」に掲載しています。

問15 あなたの団体は、ボランティアに参加や募集をしようと思いますか?(複数選択可)

ボランティアへの興味について参加と募集の観点でお尋ねしました。7割の団体がボランティア活動へ参加する姿勢が見受けられます。また、「問11の協働への取り組み質問」とあわせて、相関関係をみると実践中・関心ありの団体では8割程度でした。市民協働に関心がない団体でも貢献できる分野での参加意思があるようです。幅広く市民活動に市民協働の考え方を浸透させていく施策について継続的に検討していく必要がありそうです。

問11 協働への取組 

カウント

%

問15 ボランティア活動姿勢 

カウント

%

%

実践中

33

28

積極的に参加

5

15

79

特定分野で募集

6

18

貢献できる分野で参加

15

46

募集せず、参加せず

7

21

21

実践していないが、
関心はある

37

32

積極的に参加

7

19

86

特定分野で募集

6

16

貢献できる分野で参加

19

51

募集せず、参加せず

5

14

14

関心がない

44

39

積極的に参加

0

0

2

特定分野で募集

1

2

貢献できる分野で参加

11

25

25

募集せず、参加せず

28

64

73

その他

4

9

 

問16 あなたの団体がボランティア対応できる公益的活動分野をお知らせください。(複数選択可)

公益的活動分野 N=206

カウント

%

健康増進

31

15%

地域安全

29

14%

子どもの健全育成

29

14%

福祉増進

26

13%

社会教育

25

12%

環境保全

18

9%

国際交流

15

7%

災害救援活動

10

5%

人権・平和

7

3%

その他

16

8%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NPOの活動分野17分類のうちから地域課題に関係しそうなものから選択回答していただきました。身近な健康増進、地域安全、子どもの健全育成、福祉関連が比較的多いようです。

6. その他

問17 本アンケートへのご意見・ご要望がありましたら、ご記入ください。

13件のコメントをいただきました。アンケートへのコメントの記述を以下に転記します。

アンケ―トへのコメント

5

一般コメント

4

感謝の言葉

4

 

 

 

 

・      アンケートを集計してその結果どうするのか?どうしたいのか?が、わかれば聞いてみたい。

・      内容が盛りだくさんで、回答が大変

・      団体としては 回答が 難しいと感じた

・      ぴったり当てはまる選択肢がない質問が多く、回答するのに時間がかかりました

・      2の質問が難しい

後記

本アンケートの企画・設計・集計を担当して3回目となりました。今回は「ぴったりと当てはまる選択肢がない」、「難しい」などのご指摘をいただきましたが、今回は中間的な選択肢をあえて設けなかったことや、市民活動への一般市民の評価結果についてお尋ねしたことも難解なアンケートになった要因ではないかと思います。
 また、アンケートの回答率が下がってきていますので、集計した意見が市民活動団体の総意を反映しているのかという心配もあります。市民活動支援センターとしては市民活動への中間支援施設としての役割を模索しつつ、岩倉市の市民活動の成長をご支援していきたいと考えております。

以上